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ギター録音テクニック

前回も言いましたが、ギターサウンドは録音し、デジタル化した時点で、それはもはや電気信号に過ぎません。デジタル化されたギターサウンドには「鳴り」や「ヌケ」などといったあいまいな表現、、神秘的な要素は一切なくなります。言い返せば電気信号化させる時点、つまり録音時に生っぽいサウンドを形成できれば録音の手段は関係なく、大型アンプや高価なマイクを使うことなく、テクニック次第では15w程度のアンプと1万円前後のマイクでリアルな音を録音することも不可能ではないのです。このページでは宅録におすすめの低予算でできるギター録音の手法を紹介したいと思います。

ダンボール録音

80年代や、90年代、アンプシュミレーターの技術がまだ発達していなかった時代によく使われた手法ダンボールです。アンプからの音量をそれほど必要としないので、マンションなどの音量にシビアな環境で宅録するのに最適です。やり方はとてもシンプルで、15wのギターアンプが入る大きさのダンボールを用意し、その中にアンプ、マイクを突っ込みオフ気味にセッティングします。これによってマイクは、前方からの音と別に後方からの音が録音でき、圧縮感のあるパワフルなサウンドが出せます。また、ダンボール内で音がぶつかり合うので、小さなアンプで録音しながら、スタックアンプで録音したかのような太いサウンドになります。サウンドはMarshallのようなスタックアンプ系の音に近くなり、輪郭をハッキリさせたクリーントーンを作るにはおおすすめできません。使用するアンプも、MarshallのMGシリーズや、VoxのADシリーズなどアンプから出した状態でもある程度迫力のあるサウンドが出るものがおすすめです。マイクはShureのSM57で十分でしょう。

ノンスピーカーシュミレーターサウンド

あえて生っぽさを再現しない、ドライな録音方法です。結論から言うとディストーションには適さず、カッインターフェイスティングや、空間系を多用したクリーントーンにのみ有効な手法です。EMGなどのアクティブピックアップを使用して、コンプレッサー、コーラス、又はデチューンを使用すれば80年代フュージョンサウンドの出来上がりです。この手法はアンプシュミレーターをかけないのではなく、アンプシュミレーター自体はオンにし、スピーカーシュミレーターをオフにします。それによってEQ等の基本的な音色作りには不自由せず、ラインで鳴らしたようなバランスの良いサウンドが出せます。当たり前ですが、オーディオインターフェイスに直接ギターを入力する場合、はハイインピーダンス用のインプットジャックが装備されている必要があります。機種によってはギターダイレクトインなどと表記されてるものもありますが、意味は同じです。余談ですがBASSではラインは基本中の基本であり、クリアなトーンを表現するにはあえてラインという選択肢は必須です。

掲載日 2007年11月01日、12:58

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