SM58がボーカル用と呼ばれるワケ
マイク選びの基本としてSM57-LCEは楽器用、SM58-LCEはボーカル用という分け方が常識となっております。これは周波数特性によるものが大きく、グラフを見ることで分かりやすく違いを見ることができます。まずは SM57-LCEの周波数特性を例に見てみましょう。
SM57-LCEは40Hz〜15kHzの周波数特性を持っています。グラフも低いほうもは40Hzで切れており、高いほうは15Khzで切れているのが分かると思います。
次にSM58-LCEのグラフです。
50Hz〜15kHzの周波数特性を持つSM58-LCEのグラフです。SM58-LCEはハンドボーカルマイク用として開発されたもので、マイクを口に近づけて歌う事を前提としているために、近接効果の分だけ低域をカットしてあります。つまり、マイクに口を近づけると低音が強調されるのであらかじめ削っているということですね。また高音部がSM57-LCEと比べて高音も控えめになっております、これは息による「吹かれ」を避けるために本体についているウインドスクリーンの影響で、高音を犠牲にすることにより、ポップノイズを防いでいます。SM58-LCEがボーカル用と呼ばれる理由も分かるかと思います。
掲載日 2007年11月01日、12:58


